【初心者向け】簡単!ガンプラの「眼」の塗り方を解説します!
皆さんこんにちは!
今回はツイキャス配信時にご質問頂きました、ガンプラの「眼」の塗り方を解説させていただきます。
ごく一部のキットを除き、ほとんどのガンプラの目の色分けには付属のシールを使うよう説明書では指示されていると思うのですが、上手に貼ることができなかったり、立体的になりにくく仕上がりに満足できない・・・という方に是非読んで頂き挑戦してもらいたい内容となっております。
道具さえあれば初心者の方でも非常に簡単にできると思いますので、是非チャレンジしてみて頂ければと思います!
記事の最後の方にYoutubeにアップした動画と、紹介させていただいた道具の商品リンクを掲載させていただきましたので良ければご利用くださいませ(^^)
■道具について
まず、今回使用する道具を紹介させて頂きます。
①筆 (or エアブラシ)
後述の動画の冒頭で説明させていただいてますが、筆かエアブラシを使用して塗装します。エアブラシは高額で敷居が高いため、まずは筆で十分です。
(真のモデラーが使用すれば、筆はエアブラシを上回ります。自分は無理です笑)
自分はエアブラシを使用していますが、塗装する順番は同じですので正しい順序で塗装していきましょう。
②ガイアカラーと専用溶剤
ガンダムの目の色には、このガイアカラーを使用します。塗りたい眼の色のカラーを使用して下さい。
塗料は溶剤で希釈して使用します。塗料は原液だとかなり粘度が高いため、エアブラシを使用する場合は塗料が詰まり、筆塗する場合はかなりの厚塗りになってしまって塗装したパーツの凹凸が失われてしまうため、必ず希釈して使用しましょう。
ガイアカラーはミスターカラーというシリーズの塗料でも代用可能です。同じ溶剤で希釈することができます。他にも代用可能な塗料はたくさんありますが、今回は説明を割愛させて頂きます。
ちなみに、「ガンダムマーカー」というペンタイプの道具を使用するのも良いです。価格も200円程度とお手頃で、溶剤で希釈する必要が無いため初心者の方には非常にオススメです。ただし、色数が少なめなため、お好みの色味が見つからない場合があります。
③エナメル塗料と専用溶剤
眼の周りを黒く塗りつぶすために、エナメル塗料のブラックを使用します。
その理由ですが、「エナメル溶剤はガイアカラーを溶かせない」という特性を持っているからです。そのため、ガイアカラーの上からエナメル塗料を塗り、不要な部分をエナメル溶剤で拭き取ることで簡単に塗り分けることができます。
ガンプラの眼の部分は凸になっていることが多いのでこの塗分け方が効果的ですが、パーツ形状によっては却ってやり難い場合がありますのでご注意下さい。
④フィニッシュマスター or 綿棒
エナメル塗料を拭き取る際には、フィニッシュマスターを使用するのがオススメです!
立てて使えば先端が細いため繊細な拭き取りができ、寝かせて使えば先端が平面なので多数の面で構成されたパーツの狙った一面だけをキレイに拭き取ることができます。
スポンジ状の道具なので繊維のほつれが無く、メンテして使えば長期で使用できるのも好ポイントです。
綿棒でも代用できますが、どうしても作業性は劣るので予算があれば用意して頂きたい一品です。
⑤防毒マスク
上記の塗料は体に良いものでは無いので、特にエアブラシを使用する場合は必ず防毒マスクをし、十分換気しながら作業して下さい。
■作業手順
①眼の色の塗装(イエローやグリーンなど)
まずは、ガイアカラーを使用して眼の色を塗装します。
今回塗装したテスタメントガンダムであればグリーン、初代ガンダムであればイエローですね(^^)
最近のガンプラであれば眼のパーツは頭部のセンサー類とまとめて1パーツになっている場合が多いと思いますので、センサー部分を残してしっかり色を乗せていきましょう。センサー類に塗料がついてしまっても溶剤で落とせますので、恐れず気楽に塗っていきましょう(^^)
②眼の周りの塗装(ブラック)
眼の周りは真っ黒なので、エナメル塗料のブラックで塗りつぶしていきます。
この段階では、塗分けは気にせず真っ黒に塗りつぶしてしまいましょう!
この後、ブラックを拭き取り、先に塗装したグリーンを露出させて色分け完了となるので、この段階で細かく塗り分ける必要はありません。
エナメル塗料を希釈する場合は、塗料に対して溶剤は少量でOKです。シャビシャビになりやすいので、塗料がなかなか乗りにくく作業効率が下がってしまうためです。
③ブラックを溶かして剥がす
フィニッシュマスターにエナメル溶剤を含ませて、眼の部分だけを優しく撫でるようにして塗装を剥がして行きます。
溶剤は軽く含ませる程度でOKです。あまり含ませすぎると溶剤が流れ出てしまい、思わぬ部分まで塗装が剥がれてしまいます。
④完成
③の作業を丁寧に行って、眼の部分がキレイに露出したら完成です(^^)
組み立てるとこんな感じです(^^)
眼を塗るだけの簡単作業ですが、作品がグッと引き締まりますね!
■解説動画と商品紹介
今回の作業はYoutubeにも投稿させていただいておりますので、良ければご視聴いただければと思います(^^)
合わせて今回使用した道具と、代用品などを商品リンクと合わせて再度紹介させて頂きましたので良ければ参考にして頂ければと思います。
【Youtube】動画での解説はこちらからどうぞ(^^)
【商品リンク】購入のご参考にしていただければ幸いです(^^)
■フィニッシュマスター
綿棒でも代用可能ですが、これがあると作業性が格段に向上します!
自分は4セット程ストックしているほど愛用しております笑
洗って使えばかなり長持ちするので、1セット持っておくと便利です。
価格は500円程度です。
Amazonだと合わせ買い対象商品になってますので、後述の溶剤等と合わせて購入されるのが良いかなと思います(^^)
極細の方は更に細かい作業が容易になります。どちらか一つで十分だと思いますので、お好みに合わせてご購入下さい。
■ガイアカラー(またはミスターカラー)
塗りたい「眼」の色を購入しましょう。
ガンダムはイエローかグリーンが多いと思いますので、自分がよく使用しているカラーを掲載させていただきます。200円程度で購入できます。
Amazonだと塗料は定価以上か品薄のものが目立つので、店頭で購入されるか他の通販サイトを利用されても良いと思います。
■ガイアカラー 薄め液
ガンダムの「眼」の色となるガイアカラーやミスターカラーを希釈する溶剤です。
塗料は希釈しないとかなり粘度が高いので、必須と言っても過言ではないです。
眼の塗装だけやってみたい!という方は小容量の250mlで十分かと思いますが、
眼だけでなく様々な塗装を楽しみたい方は大容量の1000ml方が割安でオススメです。
価格は小容量で500円程度、大容量で1200円程度です。
■ガンダムマーカー
本文でも言及させていただきましたが、「眼」の色の塗装はガンダムマーカーでも十分できます。こちらは溶剤が必要ないので、低コストで始められるので選択肢として参考にして頂ければと思います(^^)
ただ、どうしてもビンタイプの塗料と比べると色数が少ないので、イメージ通りの色が無い場合があります。細かい色味を気にしない方ならOKです!
価格は200円程度です。
こちらも少し品薄な感じがあるので、店頭か他の通販サイトで購入されても良いと思います。
■エナメル系塗料 ブラック
「眼」以外を黒く塗りつぶすために使用します。
こちらは上記のガイアカラーやミスターカラー、ガンダムマーカーのブラックでは代用できません!!必ずエナメル系のブラックを使用して下さい。
自分はタミヤカラーのブラックを使用しています。
本来200円程度ですが、こちらもAmazonだと高騰気味なので、店頭or他サイト利用を推奨します。
■筆
筆は特に指定はありませんが、模型用のものを購入されるのが無難かなと思います。
あまり細い筆だと何度も塗り重ねる必要がありムラになりやすいので、そこそこ面の
広いものを使用されると良いと思います。
参考までにリンクを掲載しておきます。
こちらも200円程度ですが、合わせ買い対象商品なので溶剤等と合わせて購入していただければと思います。
■エアブラシ(入門用)
エアブラシを使用すれば初心者の方でもムラなくキレイな塗装が楽しめますが、エアブラシは単体では機能せず、エアーを供給するコンプレッサーを合わせて購入する必要があり、価格も高額なため今回はオススメ致しません。
ただ、最近はエアブラシとコンプレッサーが一体化した商品も数多く出てきており、価格も6000円程度と(従来と比べると)かなり安いです。これ一つで完結しており、省スペースでエアブラシスタンド不要な点も好ポイントです。
自分も一時期2機種使用しておりましたが、ガンプラのマスターグレード程度のサイズであれば十分対応できる性能を持っていました。初めてのエアブラシ購入の際の選択肢の一つとしてはアリだと思います。
ただし、繊細なグラデーション塗装が要求される美少女プラモデルを塗装するには正直性能不足だと思います。もし需要があれば細かく解説させていただこうかなと思います。
参考までにリンクを掲載しておきます。
■塗料皿
こちらも必須ではありませんが、塗料を希釈する際にあったほうが便利かと思います。
ただ、品薄なのかAmazonだと高いので、店頭or他サイトか、100均でプラ製の容器を購入して代用するのが良いかなと思います。
一応、参考までにリンクを掲載します。
■防毒マスク
特にエアブラシを使用する際は防毒マスクを必ず着用して下さい。
換気も十分行いながら作業しましょう。
1700円程度で購入できます。
如何でしたでしょうか?
この記事をご覧頂き、やってみたいと思っていただけたら幸いです(^^)
繰り返しになりますが、道具さえあれば初心者の方でも非常に簡単にできると思いますので、是非チャレンジしてみて欲しいと思います!
記事と動画を見てもよくわからない事や、他にも知りたいことなどありましたら、是非コメント欄でご質問いただければと思います(^^)
宣伝ではないですが(笑)、よくツイキャスをやっておりますので、よければ遊びに来ていただき気軽にコメント等いただければと思います!
ここまでご覧頂きありがとうございました。
良い模型ライフを('ω')ノ